阿蘇をまなぶ。阿蘇がわかる。阿蘇火山博物館ホームページ
イノベートミュージアム:テーマ04のページ
テーマ4「降った雨はどこへ行くのだろう?」についてもっと深く知りたいみなさんのページです。いろいろ調べてください。

雨が降っていない時の仙酔峡では、水がちょろちょろと流れているだけです。
*小学校5年生のみなさん、酸性・アルカリ性は勉強しましたか?滝の下にたまっている水は、実は、「酸性の水」なんです。この酸性の水は、中岳火口の湯だまりから流れてきています。「酸性の水」は、理科室などだけにあるのではありません。火山のそばでは、天然にあるのです!

強い雨が降ると、水かさがいっきに増し、はげしく流れています。

仙酔峡の上流の高岳の斜面では、地層が削られて、深い谷ができています。

黒川の上流では、土砂が流れて斜面が崩れるのを防ぐために「砂防ダム」が作られています。

黒川上流では、雨が降っていない時は、川の水がほとんど流れていません。こういう川を「水無川」と言います。水は、地層にしみ込んでしまっています。
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黒川中流域にくると、水はおだやかに流れています。水はどこから流れてきたのでしょう?

阿蘇カルデラでは、山の麓にたくさんの湧水(わき水)があります。外輪山のふもとと中央火口丘のふもとに、たくさん湧いています。

南阿蘇村で水が湧いているようすを見ることができます。

山の上で降った雨水は、地層の中にしみ込みます。しみ込んだ水が、水を通しにくい粘土層や固い溶岩の層の上を麓まで流れていきます。麓では、水がわき水として噴き出しています。

阿蘇市役犬原(やくいんばる)の湧水。噴水のように自然に噴き出している湧水を「自噴泉(じふんせん)」と言います。高い山から流れてくるので、圧力を受けて噴き出しています。

噴き出す水をそのまま流れるままにしておくともったいないので、写真のような塔を建てて水を蓄えています。当の中は右に図のようになっており、噴き出す水が塔の中でたまると、高い水位による圧力と釣り合ったところで、水は噴き出さなくなります。必要な時に塔の下にある栓をゆるめると、水が流れ出し、ふたたび地下から水が噴き出してきます。こうして、水を大切に農業や生活に使っているのです。限りなくエコの生活なんです。
*先生方へ
阿蘇の湧水については、高校生以上の皆さんを対象にして講座を開催しています。生徒さんにやさしくかみ砕いて解説していただきますと幸いです。動画はこちらにあります。
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