テーマ6「残したい伝えたい阿蘇の伝統」についてもっと深く知りたいみなさんのページです。いろいろ調べてみてください。
阿蘇神社:御前迎え・火振り神事
御前迎えとはお嫁さんを迎えることで、神の結婚を執り行う祭りです。赤水の吉松神社でヒメゴゼを迎え、御神体は阿蘇神社に向かいます。阿蘇神社の参道や楼門前では火振りが行われます。その後、拝殿で神様の結婚式が行われます。
宮地と手野の風宮:風祭り
農業にとっての大敵である邪悪な風を封じ込める祭りです。宮地の風宮で神事が行われた後、神職2名は二手に分かれ、御幣を手にかざし、手野の風宮へ向かいます。手野の風宮で合流し、宮地と同様に神事が行われます。手野の風宮の横の風穴に風を閉じ込めるといいます。
阿蘇神社:おんだ祭り(御田植神幸式)
阿蘇神社の御祭神を乗せた神輿、白装束の宇奈利、早乙女、田楽、獅子頭などが 列を作り、御仮屋に立ち寄りながら稲の生育ぶりを見て廻ります。また御旅所では 神輿に早苗を投げ上げる御田植式が行われます。最初の御仮屋の御田植式からは 神輿を担ぐ駕輿丁が田歌を歌います。国造神社では7月26日に行われます。
霜宮:火焚き神事
阿蘇谷に早霜が降りないように祈る行事です。8月19日から10月16日までの59日間、火焚き乙女が霜宮の火焚き殿に籠もり、薪を燃やし続けます。
阿蘇神社:田の実祭り(流鏑馬)
稲作が無事に終わり豊作を感謝する祭りです。拝殿で神事が行われた後、神を慰めるため「願の相撲」が行われます。その年のおんだ祭りの駕輿丁14名が紅白に分かれて相撲を取ります。相撲が終わると、参道で流鏑馬が行われます。
中江岩戸神楽
阿蘇市波江に伝わる神楽です。波野中江の御旅所で奉納されました。
下の動画は、阿蘇市体育館で披露された時のものです。スサノオノミコトがヤマタノオロチと闘っている場面です。
草部吉見神社の大祭
草部吉見神社は、本殿が鳥居より低い位置にある下り宮で、鵜戸神宮(宮崎県)、貫前神社(群馬)とともに日本三大下り宮と言われています。
彦八井命(ひこやいのみこと)や阿蘇の12の神々を祭っています。
豊作を祈願し、収穫後に神に感謝する祭りで、草部吉見神楽(高千穂の神楽を伝承)が舞われます。