北側（阿蘇市役犬原）から見た景色です。左の山頂がギザギザした山が、根子岳です。その左の山は阿蘇カルデラの外輪山です。真ん中の一番高い山は高岳です。
北の空から見た根子岳です
南の空から見た根子岳です
空から見ると、山頂がギザギザしているのがわかります。このギザギザは、硬い岩石からできている峰々が東西にならんでいるものです。このギザギザは、根子岳が活動していた頃にマグマが地下で東西方向にのびてきて固まり、その後、地表の柔らかい岩石が削られて硬い岩石が地表に現れたものです。こうした岩石の並びを岩脈（がんみゃく）、あるいはダイクと呼びます。
根子岳は、阿蘇カルデラを作った阿蘇４カルデラ噴火（約９万年前）よりも古い火山と言われていましたが、最近は、５万年前頃に作られたという研究結果も出ています。
