1-2-02 カルデラ噴火が造った滝(鍋ケ滝と溶結凝灰岩)

鍋ヶ滝(なべがたき)

高さ約9m、幅約25mあります。

 

テレビCMなどで有名になった滝で、通称「裏見(うらみ)の滝」といわれ、滝の裏側から水が落ちる様子を眺めることが出来ます。滝が落ちる裏側が奥へ約10mえぐられているため、そこを歩くことができます。裏側から見る滝の姿は、まるで「水のカーテン」のようです。

 

溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)

阿蘇の巨大噴火で、周囲に火砕流として流れた火山灰や軽石が、高い熱と自分の重さで融け合い、固まって堆積(たいせき)した岩石。

 

滝の内部

天井は、溶結凝灰岩、人が立っているところは、固くない地層(非溶結)だったので、侵食(しんしょく)されています。