2-1-01 草千里の四季の花

草千里の四季の花

花のことをもっと詳しく知りたいときは「植物図鑑」でしらべてね。

春の花

1.キスミレ(スミレ科)

山の草原を焼く野焼きでまっくろになった草原で春一番に咲く植物です。

背の低い(5~12㎝)植物で、黄色いスミレなのでキスミレと名前がつきました。

*準絶滅危惧種(今の段階では絶滅危険度:その生物が地球上からいなくなってしまう恐れは小さいが、生きていく環境の変化によっては「絶滅危惧種」:絶滅の恐れが生じている野生生物種のことです。)に変わる可能性のある種類

2.ミヤマキリシマ(木本)

5月中旬草千里の周りや烏帽子岳をピンクに染めます。火山活動の影響を受ける環境で優先的に生息できています。1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し命名しました。

阿蘇市の花に指定されています。

その他の草千里の春の花

3.ウマノアシガタ(キンポウゲ科)

4.キジムシロ(バラ科)

5.ミツバツチクリ(バラ科)

6.ヘビイチゴ(バラ科)

7.セイヨウタンポポ(キク科) 8.ジシバリ(キク科)
9.ハルリンドウ(リンドウ科) 10.スミレ(スミレ科)
11.ツボスミレ(スミレ科) 12.サワフタギ(木本)

夏の花

1.コバギボウシ(ユリ科)

湿地を好む花です。

阿蘇市「指定保護動植物」です。

その他の草千里の夏の花

2.ミヤコグサ(マメ科) 3.カワラマツバ(アカネ科
4.オカトラノオ(サクラソウ科) 5.アソノコギリソウ(キク科)
6.イタドリ(タデ科) 7.ゲンノショウコ(フウロウ科)
8.ネジバナ(科) 9.サイヨウシャジン(キキョウ科)
10.クサフジ(マメ科)

秋の花

1.ホソバノヤマハハコ(キク科) 2.アキノキリンソウ(キク科)
3.コウゾリナ(キク科) 4.ツクシアザミ(キク科)
5.マルバハギ(マメ科) 6.シモツケ(木本)
7.リンドウ(リンドウ科)阿蘇市の花 8.ワレモコウ(バラ科)

 

冬の花

草千里は冬に咲く花はほとんどありません。かわりに、雪景色はとてもきれいです。

草千里以外でも阿蘇ではたくさんの花を見ることができます。

2-1-02 火山荒原植物

2-1-03 阿蘇で見ることにできる花(草千里を除く)