1.チョウのなかま
熊本県に生息している117種のチョウの内109種が阿蘇に生息しています。
希少な種やよく見受ける種のチョウを紹介します。
もっと詳しく知りたい時は「昆虫図鑑」などで調べてください。
■印:熊本県「指定希少野生動植物」
■印:阿蘇市指定「保護野生動植物」
オオルリシジミ
オオルリシジミ ■■ |
オオルリシジミは本州の一部と阿蘇くじゅう地域に生息しています。
しかし本州では絶滅が危ぶまれており、国内では阿蘇が最も重要な生息地になっています。阿蘇でも近年生息数が激減し専門家による調査が進められています。
ゴマシジミ■ | オオウラギンヒョウモン■ | ミドリシジミ■ |
ウラジロミドリシジミ■ | アサギマダラ | オオムラサキ |
ヒメシロチョウ | ツマグロヒョウモン | カラスアゲハ |
キアゲハ | アオスジアゲハ | モンシロチョウ |
2.鳥のなかま
阿蘇で見ることのできる鳥を留鳥(りゅうちょう)と渡り鳥に区分し主なものを紹介します。形や色そして鳴き声で見分けてみよう。
もっと詳しく知りたい時は「鳥の図鑑」で調べてください。
写真の多くは、南阿蘇ビジターセンター、阿蘇地区パークボランティアの増田泰夫氏より提供していただきました。
・留鳥とは
年間を通じて同じ場所に生息する、スズメ、カラス、ハトなど身近にみられる鳥のこと
・渡り鳥とは
食糧、環境、繁殖等の事情に応じて定期的に長い距離を移動する鳥のこと。渡り鳥は夏鳥と冬鳥に分けられます。
・夏鳥とは春に南方からきて、秋に南方に帰る鳥のこと。
・冬鳥とは秋に北方からきて、春に北方に帰る鳥のこと。
(1)留鳥(りゅうちょう)
キジ(日本の国鳥であり、阿蘇市の鳥でもある。増田氏撮影) |
メジロ(南阿蘇VC) | ウグイス(南阿蘇VC) | ホオジロ(増田氏) |
ハクセキレイ(増田氏) |
シジュウカラ(南阿蘇VC) |
ヒヨドリ(増田氏) |
イカル(南阿蘇VC) | コゲラ(増田氏) | キセキレイ(増田氏) |
オオバン | アオサギ | |
(2)渡り鳥
① 夏鳥
ツバメ(増田氏) |
ツバメは、稲作において穀物を食べずに害虫を食べてくれる鳥として古くからたいせつにされてきました。ツバメを殺したり巣やひなにいたずらすることは禁じられていました。
キビタキ(南阿蘇VC) | ノゴマ(南阿蘇VC) | モズ(増田氏) |
オオルリ(南阿蘇VC) | サンコウチョウ(増田氏) | ホトトギス(増田氏) |
シラサギ | ||
② 冬鳥
ツグミ(増田氏) | ジョウビタキ(増田氏) | トビ(増田氏) |
ノスリ(増田氏) | マガモ | |