熊本県博物館ネットワークセンターによる展示
「日本植物学の父 牧野富太郎」の企画展示を2階展示室にて開催中です!
2023年4月3日より始まったNHK連続テレビ小説
『らんまん』の主人公・槙野万太郎のモデルとなった牧野富太郎。
牧野富太郎は1862年に現在の高知県高岡郡佐川町で生まれ、
自然に囲まれた地域で幼少期を過ごし、野山で見つけた植物に深く興味を持ちます。
植物について独学で勉強するうちに
東京大学理学部の植物学教室への出入りを許可され植物学の研究に没頭。
つぎつぎと新種を発見しながら、
数多くの植物にそれまでなかった日本語の学名を命名しました。
ここに展示している牧野富太郎の標本は、当時熊本で植物を調査していた人々の要請などにより
送られたものと考えられています。
熊本県で活動をする研究者の調査の基盤となり、
その進展に大きく寄与したと考えられます。
今回は、牧野富太郎ゆかりの標本の中から、熊本県に分布していない
植物たちの標本を展示しています。
ぜひご覧ください。