整然と植林された小国杉
小国の林業の始まりは、およそ250年前の江戸時代、肥後の国を治めていた熊本細川藩から各戸に25本ずつ苗木が渡され、林業が奨励されたことに始まると言われています。国内でも長い歴史を持つ林業地の一つです。
2008年に【小国杉】として地域登録商標され、その定義は「熊本県阿蘇郡小国町及び南小国町産の杉木材」と定められています。
美しさと強度を備えた小国杉は、小国ドーム(町民体育館)、道の駅小国ゆうステーションや、2023年春にリニューアルした熊本空港3階の搭乗待合室の天井などにも使われています。
定期的に間伐(かんばつ)が行われ、きちんと管理された林には丈夫な木が育ち、通常の雨などでは崩れにくい山林となります。
小国杉の集積場 | 熊本空港の搭乗待合室天井(空港HP) |