阿蘇カルデラの表層（地表からおよそ１００m程度）の電気伝導度分布の調査結果を紹介します。
この調査結果を見ると、中岳火口から北山麓および南山麓に向けて電気伝導度の高い水が流下しているように見えます。この結果は、阿蘇火山生活講座６の湧水のお話の中で指摘した、「中岳火口から北山麓及び南山麓に地下水が流れている！」ことをより明確に示す証拠と言えます。
このほかに、リモナイトに関係の深い本塚火山周辺の高電気伝導度領域の広がりや内牧温泉、中岳火口周辺の電気伝導度分布を紹介します。
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